12 授業レポートその2・2nd Semester

2セメ。春セメスター、寒い思い出がいっぱいでした。ボストンの冬はあなどれない!

コース名
カテゴリー
Instrument
Instrument
Music Technology
Music Technology
Ensemble
Core Music
Music Technology
Applications Of Music Acoustics
General Education
Core Music

 

Harmony 2 <Core Music>

レベル2。extended dominants、コンポジットII-Vなど、基本知識の中級を学ぶ。先生が良かった。クラスメートも10人以下で、なぜかこの先生が「皆仲良くね!」というのがノリの人で、クラスは朝行われたが、誰か教室に入ってくる度に「Hi Bjorn!」などと挨拶をする事になっていた。おまけに電話番号とかも皆で交換して。朝が早くて半分寝てた事もあるけど…あとは、宿題がきっちりたくさん出るのでかなり大変だったな。でもやったぶんだけはちゃんと返ってきた感じ。厳しくも本当に良い先生だったのだ。そのありがたみは後のセメスターで分かった(汗)。

Guitar Styles <Lab>

必修の1つで、好きなスタイルでギターの基礎を学ぶといったとこかな。これをクリアすれば、後のセメスターで好きなlabを取れるようになる。

前回はTomo Fujita先生をとった私だけど、今回はロックスタイルを中心に先生探しをした所、Scotty Johnsonに決めた。授業をとってからわかった事だけど、彼はPaul Gilbertのソロアルバムやライブによく参加しているギタリストの一人で、セメスターの途中にもポールのソロでは3作目にあたる『ALLIGATOR FARM』のレコーディングで、ラスベガスに出張という時があったっけ。返って来たら、レコーディングした曲を弾いてくれたりとかで盛り上がった。Office Hourに質問に行ったら、逆にPUFFYの曲の歌詞の一部を訳させられたり…。

もちろんそれだけじゃなくて、授業もおもしろかった。ソロを取らせても最初のセメスターあたりにいる人は、緊張してしまって弾くのがやっと。誰にでもよくやった!と声をかけてくれ、私にとっては怖くなくて(笑)良い先生だったと思う。Stevie Ray Vaughnのビデオを見たり、Rolling Stonesをやるぞ!と言って皆に6弦目を切らせたり(笑)で、私のギターだけロック式で、しかもレンチを持ってなくて弦が外せなかったので、「じゃあ7弦目もあるし、君はベースだ!」とか言われて、低音を弾いていた事もあった。

一人上手い人がいて、彼は他とはちょっと違ったな。鼻が高そうな雰囲気だったけど、まあ実際上手かった。あと、前述のScottyの出張の間に、代わりに来た先生がどうしようもなくイヤな感じで(汗)、2週間あった内の2週目は自主的に授業を休んだ程。たぶん日本人らしいんだけど、全然しゃべらなかった。

Productioin Analysis <Music Technology>

曲を聴いて、プロダクションという観点からミキシングやマスタリングのプロセスを分析していくという授業。

これが、キツイ以外の何物でもなかった。まだ英語が全然わからない時だったので、言葉にもついていけないし、先生はどっちかというとしゃべれない人には非協力的だし…。初めての宿題が、好きな曲を1つ選んで、皆の前でこの曲はこういうところがいい、とミックス等の観点から見て思った事を述べないといけない(いけないって言ってるとこでかなりの義務感を感じて頂けるかと/笑)という物だったんだけど、皆の前に出るといっこうにしゃべれず。持ってったのはDream TheaterのFalling Into Infinityから「Take Away My Pain」だったかな。何がどう良いのか、特徴的なのかという事が全然説明できなかった。音楽としては、まあ気に入ってもらえたけど、そういう問題じゃないね。授業の意図するところがまったく出来なかった。

だから、ファイナルは思い切り蹴りました(笑)当然この時はFでした。後で取り直す事に。

Principles Of Audio Techniques 1 <Music Technology>

オーディオ、ミキサーの仕組みやオーディオの基本みたいなものを勉強して行こう、というクラス。VU、vB、vmなどの基本的な単位変換、簡単なオーディオ機器の信号の流れなども習ったけど、やっぱり計算がメインだった。

定期的に行われるオーディオ・テストってのもあって、これは“シュー”とか“シュワー”とかいう、TVの砂嵐みたいなホワイトノイズの周波数を聞き分けるのが目的。これは1kHZ、これは400Hzってなふうに当てていく。毎週テストが開かれていて、ファイナルの時までに練習出来るようになっていたんだけど、ちょっとやればすぐにわかるから、私は結局ファイナルの時にやっただけ。(でも、ちゃんと行って聴きなれていた方が良いとは思う。あんまり教えてくれる所ないもんね)

問題は、ファイナルの筆記テストの時に授業の内容とは全く違う問題が出て、しかもめちゃくちゃ難しかった事。相当焦ったけど、やはりそれは先生のミスかなんかで、結局はテストの結果に関わらず、わりと良いグレードがついたので一安心。大変だったな…。

 

Arranging 1 <Core Music>

アレンジ、つまり編曲の方法を習う授業。ロック、ジャズ、ブルース、ファンク、ボサノバ…といったいろんな曲のグルーヴの特徴を学んだり、各楽器の音域を把握して、弾ける/吹ける範囲はもちろん、現実的に演奏可能かどうかなど、基礎的にみえて結構重要な事柄が多かった。

Midtermの課題では、ビートルズの曲をファンク調にしてシーケンスしたら、凄く評判がよくてちょっと恥ずかしかったな。(笑)これはまともにできた曲の1つ。テープやファイルが今どこにあるのかは…知らないけど…。(こういうのをきっちりやって、きっちり保管する事が後々のポートフォリオ製作に繋がるのだ。ここは重要ポイント!!)

Private Instruction Level 2 <講師:Shaun Michaud>

専攻している楽器の個人レッスン。レベル2という事で、覚えるべきコードやスケールの量も増える。先生選びには特にこだわりがなかったので、またショーンを取った。やっぱり私の練習不足がたたってか、いろいろフレーズやテクを教えてもらったわりにあまり成長はしなかった…。一番まずかったのはテストのできが悪かった事。ごめんなさい。(汗)


Contemporary Styles Ensemble <Ensemble>

必修のアンサンブルその2。やっぱり慣れないジャンルは大変だ。ただのロックでも大変なのに、ジャズ、ボサノバ、いろいろとやらされた。前と違って、今回は、ギター以外は各楽器それぞれ一人ずつしかいない。先生がまたジャズ・スタイルな人で、ドラムは彼が叩いた。

授業で集まっただけに、これぞ寄せ集めのバンド、という感じで、スタイルもばらばらなら面識もあまりない(唯一私とピアノの人は友達だったけど)くらいまとまりのないメンバー。リサイタルの出来も、当然イマイチ。人にも告げなかったぐらい自信もなくて…。弾けない私としては、結構辛い授業だったな。

MIDI Systems For Music <Music Technology>

Music Synthesis Majorへの第一歩、MIDI Systemsの授業。先生はJeff Baustで、今後お気に入りの先生の1人となる。 なぜなら授業の進め方がはっきりしている上に、モチベーションを大きく高めてくれるからだ。

ここで学んだのは基本的に、MIDIの基礎について。MIDIの役割、16進数の読み方に始まり、それからシーケンサーやいろいろなサウンド・モジュールを使ってみよう、という事で、ラボに当時あったROLAND JD-800やALESIS DM5などを中心に、VISIONとLOGICというシーケンサー・ソフトで打ち込みのcrash courseを教わった。大半は独学でこれまでやってきた事が幸いしてスムーズに事が進んだ。大変だったのは英語か。何しろ、finalの時にopen bookじゃないよ、と言われたのを聞き違えて、思い切り最前列で本を広げながらテストを受けていたんだもん(笑) もちろん、ちゃんと勉強してましたけどね。楽しい授業だった。